PROFILE

1200年余りの歴史を繋ぐ日本の伝統工芸「かな料紙』

其の伝統的な料紙装飾の技法をもとに新たな境地を開拓する現代料紙。平安装飾文化や古筆料紙を独自の視点から研究し、幅広く現代的な技法で古筆料紙や伝統的装飾を紹介をするための活動を行っています。

水・風・墨で自然の動きを可視化させる伝統技法『墨流し』は、自我を超越し作為的にならぬ様に自然な流れを表現する技法です。これまでの時代の中で、様々に変化を遂げてきた其の墨流し模様は、まさに伝承される意味を見出してきたからこそ現代に残った技法です。江戸の美術が平安の美意識を核にして進化させた様に、現代においてさらに墨流し技法を前衛的に表現することが『伝統×テクノロジー』の融合であり、自作器材で生み出す音の振動を利用して流動する水面の墨液は、その音源がフィールドレコーディングや他者の奏でるものであれば、それは自我を離れ、不可逆性を持ったデザインへと変化します。

伝統とは形式だけを継承することではなく、創造され続けるものであると考えます。

 

・大田区伝統工芸士発展の会 正会員 装飾料紙
 
・表装技能士補
 
・『墨とノイズ』主催
 
中井 慎吾(之山) Shingo_Shizan_Nakai      
 
1979年生まれ   香川県高松市出身 東京都在住